- ホーム
- 生分解性プラスチック素材
毎年、1,000万トン以上のプラスチック廃棄物が海や土壌に投棄されています。プラスチックは海洋環境下で自然分解されないため、海洋生物に深刻な影響を及ぼす主要な要因の一つとなっています。特に、海中で漂うプラスチック袋は、ウミガメが好んで食べるクラゲと形状が似ていることから、誤って摂取されるケースが多く報告されています。こうした誤食は消化不良や窒息を引き起こし、最終的に命を落とす原因となることがあります。そのため、自然分解可能なバイオマス素材を用いたプラスチックの開発は、世界中の産業で注目される重要な取り組みとなっています。

生分解性プラスチック素材(PLA)はPLA(ポリ乳酸)は、トウモロコシやキャッサバなどのデンプン作物を原料とし、微生物発酵によって得られた乳酸を精製・脱水した後、オリゴメリ化、高温分解、重合といった工程を経て製造される植物由来のバイオプラスチックです。
海洋生分解性プラスチック素材(PHA)はPHA(ポリヒドロキシアルカン酸)は、生分解性素材の一種で、微生物によって合成される天然由来のポリマーです。好気性・嫌気性のいずれの環境下でも分解が可能であり、環境負荷の低減に貢献する次世代素材として注目されています。
また、プラスチックに近い物理的・機械的特性と優れた加工性を備えていることから、PHAは微生物による大量生産が可能で、従来の石油由来プラスチックの代替素材として幅広い用途で活用されています。

Copyright © 株式会社アイ・エム・エス
